ギターのおもひで

ギターは昔から触ってみたい楽器のベスト３に入るくらい気になるヤツで、ただ中学のとき吹奏楽部でコントラバスをやっていたこともあり、アレは手が異様に小さい私には異常にむずかしいだろうと敬遠していたのであった。
（ちなみに触ってみたい楽器NO.1は馬頭琴）
はじめにギターに接触したのは高校生のころで、中学で押さえた情熱が母親が昔使っていたと言う、壊れた「白いギター」を見つけたとき爆発し母親に「ギター買ってくれ！！！白いのでも良いから！！！」と訴えたけれど、母は私の飽き性である性格を知っていたのでばっさり断られた。

『あんたは飽き性な上に手が異様に小さいから無理！紅葉っていうよりひとで？みたいよね（笑）アンタの手って・・・ははは。それに私も白いギターを山頂（←！！！）で弾いてたけど、実際「禁じられた遊び」しか弾けなかったし・・・』
とギターと関係ない所で断られた。お前のレパートリーなんて知った事か！と怒った覚えがある。
ちなみに母は昔スキーの国体の選手で、スキーのコーチをしていた。国体の選手でコーチのくせに、スキーが大嫌い。名前は忘れたけど芸能人も教えた事が有るらしい。スキー場で人気者だった。写真で見るとただの黒い女。夏になると山から下りてきて（猿みたい）喫茶店でバイト。それでお父さんにお店でナンパされ、３０で結婚。結婚直前にお父さんから「自分より年上だなんて知らなかった・・・」と言われたらしい。どんな薄い関係だったのか、。それでも今日現在も夫婦でいるから不思議だ。きっとお父さんは未だに私の事を分かっていないんだ、あの馬鹿。とよく愚痴る。