日本→台北1日目

10:20新宿発

エアポートリムジンに乗る。
チケットは2人で6000円・・・高っ!!!まぁちゃんと空港まで運んでくれるし荷物も預けられるし助かるから仕方ない。
チケットを買っていると一人3000円という金額に動揺を隠せない若者の集団を発見。
そんな事も想定、準備できないような奴らは海外に行くな!と毒を吐く。集団としてまとまりなさ過ぎ。
先々勝手に思いやられました。勝手にだけど。

去年はこのバスのなかで角君は気分が悪くなり、幸先の悪いスタートを切ったわけですが今年はそんな兆候もなく安心。
外を走るワゴン車の子供たちと手を振りあったりしながら、空港を目指す。

12:00

成田空港第2ターミナルに到着。
早くついたので母親に電話したり、そういえば入ってなかった保険に入るか否か悩む。
私は極度の心配性なので、この旅行で死ぬというより寝たきりになったらどうしよう。すごい高いものをぶっ壊したらどうしたらいいのか・・・とどんどん暗くなった。
一方角君は「保険料たけーっ!!!おれ入んない」とケロリとしていた。うらやましい性格だ。
結局心配性より貧乏性が勝って保険に入らず旅発つことになりそう。ケチだ。悩みが小さい。

14:15

エバー航空台北へ。
前回はチャイナエアライン機内食はまずかったけどそこそこくつろぎながらの3時間だったわけですが、今回はびっくりした。
エバー航空の飛行機ちっちゃ!!!エンジン1つしかなーーーいい!!!日本語通じなーーーい!!!
というわけでしょっぱなからいろんなショックを受けたわけですが、一番のショックは機内食でした。

「クールシャケ弁当」
機内の雑誌にこれをうりにする文章が載っており、そんなに押すならばと食べてみて「!!!!」

クールってそういう意味でしたか・・・ほんとにクール(冷たい)。マジでクール。クールで固い。固いしマズい。
マズいし固い。固いしマズい。まずーーーぅい(涙)
頼んだ7アップは炭酸が抜けていて、なんだか懐かしい味がしました。

唯一いい所は席ひとつひとつにテレビがついていてその中のプログラムに「Jam Films」が入っていた事です。
でも私は昨日からの過密スケジュールにやられて爆睡しましたが。残念です。

16:50

台北についちゃったよ。
どうやらエバー航空さんは飛ばすらしい。スピード狂。わはは。
そうして現地のガイドさん「鐘さん」は異様にテンションが高く女好きであった。わはは。
今台湾は台湾旅行者向けのキャンペーンをやっていてボーディングパスを見せると福引きに参加出来るようで我々も参加。
→結果へんてこなバックをゲット。ありがたく温泉で使わせていただきます。
商品より福引きをした時に押されるスタンプが「茶さん」だったのでそれが欲しかった。くれ!

18:30

ホテル「山水閣」に到着。
今回は空港からホテルまでの間にDFSに連れて行かれる事がなく、すーぐ着いた。うれしいなぁ。
うれしいなぁ、とホクホクしてホテルに着いて部屋を見て、一瞬現実から空想の世界(花畑)に飛んだ。
安いとはいえ・・・そうか、これが現実かぁ。前は良いホテルだったんですね、やっちゃったーね。

まず、壁がボソボソしてた。薄暗くて湿っっとしてる気がした。
小さい頃にドラマに出てきて、これは見たらダメなシーンだ!と思ったようなラブホテルチックなベット。
お風呂の壁はひびが入り、シャワーは明らかに後付けの家庭用。
壁付きの荷物棚は崩れ落ち、タオルはどこかのホテルのやつ。
おおぅ、全てが怖い・・・。

怖いしさぁ、気分落っことしてる場合じゃないしーいきなりですが「ディンタイフォンに行くべ!!!」ってわけでタクシーでゴウ!!!
1年のブランクなど感じさせない行動力なのであった。

19:30

「ディンタイフォン本店」に到着。
な・・・なんだこの行列は・・・この前はこんなじゃ無かったのに・・・。
そう今日は週末。去年は平日。こんなにも違うものかとビックリっていうより引いた。
すでに80番台だったけどあきらめきれず予約する。
待ち時間は40分くらいと言うので「永康街」をプラプラ・・・だけするはずが、我慢出来ず、行ってしまいましたよ「氷館」に。
一年ぶりのマンゴーかき氷は10元値上がりしていて、かつ味は落ちていたけれどそれにしても旨い。
ぺろりと平らげました。ごちそうさま。なんだかんだして、今何番くらいかな?と確認しにお店に戻ると、なんと90番代!!!!私たちの番を軽く通り過ぎていました。えぇぇー!!!どうする私!!!

20:10

人間なんとかなるものですね、入店できました。きっとこんな事慣れっこなんだろうな。
小籠包3セイロ。やり過ぎかのように思うでしょうが、ぺろりです。本当に。
周りの人たちは「チャーハン」やら「ちまき」やら食べていたけど私たちは「この店の一番美味しいメニューは小籠包なんだからこれ以外食べる必要などなくってよ!!!」を合い言葉にひとすじで食いきりました。
あれは幻の味がします。アホと呼ばれても気にしません。アレは幻のお味です。

21:00

店を出る。
本当はこの後夜市に行くはずだったけど、思いのほか満腹だったので近くの駅まで散歩することにした。
ら、駅に全然到着しません。おっかしーなー(怒)とひたすら歩いてやっと目的地周辺までたどり着きました。出発地点がすでに地図上で間違っていた模様。あーれ。
ひどく歩くはめになったけど、途中で今まで出会えなかったようなフルーツのお店を発見したり、観光用ではないお店をのぞいたりできたから、思いのほか楽しかった。それにしてもあの街は全然怖くない。この油断はいつか自分に降り掛かるだろうと思っていたけど、最後まで降り掛かりませんでした。すげえな。

21:30

台湾の秋葉原に到着。どこの電脳街も国を選ばず同じような人たちが群れていて楽しい。
どこか難しげで人見知りな店員がいて、言葉が通じないのでイライラしたけどそういう人だったね、と思うと簡単に思えてくる。アレはアレで親切なつもりなんだね。言葉がわからない私がわるい。
のどがべらぼうに乾いたので、スイカジュースにチャレンジ。ガイド本に美味しいから一度チャレンジあれ!って書いてあった。そして買った。そして飲んだ。そして驚いた!!!すいか!!!!これすいか!!!!!!(叫)
まあ、絞り汁だったわけです。心も体もクールダウン。思ったより美味しかったけど、そんなもんです。

クールダウンしたところで、角君のこの旅最大の(?)目的でもあった「おっぱいマウスパッド」(以下おっぱい)の捜査。
そして意外と簡単に見つかった、が!!!みんながおっぱいの具合を確かめているらしく(我々も、ええ、確認しましたよ)おっぱいの一部が黒くなっていたのは残念な所でした。このいい具合のおっぱいを購入。しかもプレゼントとして購入。旦那、ごめんね。
おっぱいを買ったはいいが、袋を欲しいと言えず裸の状態で持ち歩く事に。ええ、台湾の電脳街で一番の怪しい女になれました。かあさん、異国でも私がんばっています!!!と心のなかで呟いた(ような気がする)。
結構歩いたのと、昨日からの怒濤の1日のせいで意外とつかれたのであの恐ろしいホテルに帰ることにする。
ここからは地下鉄で。
地下鉄をおり、ホテルまでの道沿いにある薬局でシャンプーとかを吟味する。
振り返り、角君を確認する。さっきから異常に静かなのだ。どうした???なんだ???と聞いてみたら「お腹いたい・・・」と。おや??これってデジャヴ???いや、違う。去年もそんな事があったんだ!!!というわけで去年は空港に向かうバスの中でお腹痛くしていたのでした。全く、角はさぁ、毎度毎度〜大丈夫???というわけでさっさと恐ろしくおぞましいホテルに退散したのでした。
一日目は終わり。